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LIVE.HOMAG: エッジ加工: すべての木工場に対応するコンセプト。

縁貼機とダブルエンドテノーナ

  • 部材送りシステム WZ14 がシリーズ EDGETEQ S-500 でも使用可能になりました
    部材送りシステム WZ14 がシリーズ EDGETEQ S-500 でも使用可能になりました
  • 家具クリック用の新しいダブルエンドテノーナ TENONTEQ D-500。
    家具クリック用の新しいダブルエンドテノーナ TENONTEQ D-500。

Live.HOMAG では、2 種類の HOMAG 縁貼機がライブで紹介されます。これらの機械は、セルソリューションとしてさまざまな製造コンセプトに組み込まれています。EDGETEQ S-380 シリーズは、部材リターンコンベヤ LOOPTEQ O-300 と組み合わされています。EDGETEQ S-500 には、ポータル型リターンコンベヤ LOOPTEQ O-600 が取り付けられます。これによって最適化される部材のリターンフローは、迅速で効率的な生産プロセスの基礎になります。

EDGETEQ S-380 と LOOPTEQ O-300: 完璧な構造エレメント。

鋭角および鈍角の部品、縦溝や蝶番取付け穴の付いた部材、8~60 mm の厚みを持つ部材、傷つきやすい表面を持つ部材などは、この縁貼機を用いて 8~18 m/min の送り速度で最適に加工することができます。

EDGETEQ S-380 には、継ぎ目ルーター加工ユニット、塗布ユニット QA65N、簡単に取り扱える PUR 溶解ユニット (2.5~4 kg/h) が装備されており、完璧な接着継ぎ目を実現します。仕上げ加工は、2 つのモーターを備えるエンドカットユニット HL61、マルチレベルルーター加工ユニット MS40、マルチファンクションラウンドトリミングユニット MF60、マルチレベルプロファイルスクレーパーユニット MZ40、そして仕上げユニットのグルージョイントスクレーパー、洗浄剤スプレーユニット、バフによって行われます。このとき、2 つのモーターと交換装置 flexTrim を備えるマルチファンクションラウンドトリミングユニットは、精密な調整オプションによって完璧なコーナー加工を実現します。さらに、K フロア機能により、未加工のパネルコーナーで縁材のラウンドトリミングが可能になります。

リターンコンベヤ LOOPTEQ O-300 と組み合わせることによって縁貼機の生産性が向上し、部材の寸法に応じて、1 シフトあたり 300~500 個の部品を加工することが可能になります。リターンコンベヤ LOOPTEQ O-300 は、小型の軽い部材から大型の重い部材まで、多様な種類の部材の加工に適しています。直感的なユニット制御とパラメータ入力は、24 インチのマルチタッチ powerTouch によって行います。

EDGETEQ S-500 と LOOPTEQ O-600: 要求の高いお客様に寸法精度の高い部材を提供。

EDGETEQ S-500 シリーズの縁貼機には、これまで上位のシリーズにのみ提供されていた部材送りシステム WZ14 が装備されています。WZ14 のスライド式の爪が延長され、部材を確実に上抑えの下に送ります。ここではフォーマットアームが、正しい角度の前提条件として必要となる正確な平行切削を実現します。これにより、粗い形状の部材も完璧に加工することが可能です。

EDGETEQ S-500 は継ぎ目ルーター加工ユニットを備えており、水平方向の調整によって MDF のプロファイル加工も可能です。塗布ユニット QA65P を装備した接着ユニットには、プログラム制御による自動グルー配量機能が備えられ、材料の種類が多い場合や装備変更が頻繁な場合に時間を節約し、製造プロセスを確実なものにします。同時に、機械の排出機能により、さまざまな接着剤カラーや、EVA および PUR を柔軟に選択することができます。

さらに、3 プロファイル技術を用いることで、3 つのプロファイルと面取り間で自動的に装備変更を行うことが可能です。短い装備変更時間の他にも、マルチルーター加工ユニット MF21、ラウンドトリミングユニット FK30、マルチスクレーパー MN21 では、再現可能な高いレベルの品質を達成することができます。ラウンドトリミングユニット FK30 では、回転する側面ならいが光沢痕を防ぎ、膨張可能なならいローラーが、例えばポストフォーミングパネルの横加工において簡単でスピーディな調整を可能にします。

さらに、標準トリミングユニット SF21 も溝加工、さねはぎ加工、プロファイル加工に使用されます。特に合理的な製造を行うため、プロセスは工程を増やすことなく一度に行われます。この場合だけでなく、その他のすべての作業工程でも、プラスチックのチップは妨げにしかなりません。そのため、プロファイルスクレーパーによる加工後に空圧式チップブレーカーがチップを確実に自動除去します。保護フィルム付きの部材と保護フィルムのない部材間の調整に関しても自動化が正しいキーワードです。ここでは、グルージョイントスクレーパー FA20 Basic に取り付けられているならい装置の自動精密調整がそれを実現します。

EDGETEQ S-500 に取り付けられたポータル型リターンコンベヤ LOOPTEQ O-600 は、部材リターンコンベヤとスタック装置の両方の機能を備え、マルチに活躍します。インテリジェントな自動化は、非常に効率的な材料フローの基礎となります。
これにより、1 シフトあたり 800~1,000 個の部品を加工することが可能です。部材移送時の定義された回転によって、プロセス指向のリターンコンベヤが実現されます。加工された部材の排出やスタッキングができます。

縁貼機およびセルの制御は powerTouch2 によって行います。その際、ソフトウェア woodCommander は特に縁貼機でのフレキシブルな縁材順序を制御し、ソフトウェア woodFlex はバーコード付きのすべてのセルを制御します。もっとも優れた点は、これだけの機能があっても操作は簡単なことです。従って、生産性が向上するのも当然の結果です。

TENONTEQ D-500: 家具製造用ダブルエンドテノーナ。

新しい HOMAG のダブルエンドテノーナ TENONTEQ D-500 は、家具をクリックシステムで組み立てるための前提条件を提供します。ここでは、堅牢で精密な機械技術ならびに床材生産で培ったクリックプロファイルの長年の経験が活かされています。

家具クリックシステムへのアプローチ: 床材から家具へ。

工具やネジ、ダボ、あるいは取付け金具を使わずに家具を迅速かつ簡単に組み立て、しかも高い安定性と品質を維持することが本当に可能でしょうか?そのソリューションとして家具クリックシステムがあり、このシステムではその後の解体も簡単にできます。

このアイデアは、長年クリックシステムを確立してきた床材分野から生まれました。スウェーデンの企業 Välinge 社は、クリック式床材の先駆者であり、現在ではクリックシステムを家具製造にも提供しています。HOMAG は、25 年以上にわたり洗練された床材クリックプロファイルのためにさまざまな性能クラスの機械を開発・製造しており、クリックプロファイルのあらゆるライセンサーと協力してきました。従って、HOMAG はこの種の家具用機械の製造についてよく理解していたのです。

コンパクトな両面サイジングマシンであるダブルエンドテノーナは、堅牢でありながら、最適に調整されたユニットによって高い性能と精度の高い製造を実現します。今回の Live.HOMAG では、Välinge 社との共同作業により、エントリークラスの家具クリックプロファイル用ダブルエンドテノーナとこの技術の可能性を初公開します。さらに、HOMAG は家具製造のすべてのプロセスに精通しており、プロセスチェーン全体に対応する機械を提供しているため、縁貼機と組み合わせた家具クリック用ダブルエンドテノーナを製造することも可能です。

Live.HOMAG で紹介されるダブルエンドテノーナには、継ぎ目および溝ルーター加工ユニットに加えて、クリックシステムのプラスチックスプリングを溝の中に挿入するインサーターという特殊なユニットも装備されています。TENONTEQ D-500 で加工する床、側壁、上部、背板などの家具要素は、すでにフォーマットされているか、または縁材も取り付けられています。TENONTEQ D-500 は個々の要素のプロファイル加工と溝加工を行い、それらにノッチを付け、プラスチックスプリングを挿入します。その後、これらの要素は簡単につなぎ合わされ、プラスチックスプリングによってロックされ、安定した状態に維持されます。必要があれば、家具を再び分解することも簡単にできます。

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詳細情報

LIVE.HOMAG.COM
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