縁材でさらに効率化！

2023/03/20   |   Forstern   |   ドイツ

いつ縁材テープがなくなるか、いつ大量注文してしまったか誰もわからない。誰も状況を正しく把握できていない。こんな状況を解決します。Edge Data Package は、Edge Data Plugin と縁材テープアシスタントで構成され (Edgeband Management Set)、主要メーカーのすべての縁材テープデータに機械から直接アクセスできます。オーバーバイエルンの伝統的な家具製作所 Lechner は、これをすでに EDGETEQ S-500 で使用しており、その効果に驚いています。

伝統と最新技術の融合

ドイツのフォルシュテルンに本拠を置く、家具製作所 Lechner は、従業員 6 人の家族経営の会社で、高品質の家具やオブジェの製作を専門としています。同社では、建築家、設計事務所、個人客向けだけでなく、手工業および産業向けのサプライヤーとしても事業を行っています。最初のご相談から、プロジェクトの計画、最終的な実装まで、トータルでお客様をサポートしています。この伝統的な家具製作所は、最高級の品質を提供するだけでなく、HOMAG の最先端の機械とデジタル製品も導入しています。

代表取締役のアントン・レヒナー氏が 2000 年に最初の HOMAG 機械を購入して以来のベテランユーザーであり、長年のビジネスパートナーです。Lechner 社のお客様の注文は多岐にわたり、千差万別です。同じような注文が続くことはありません。製作所では、多様な顧客の注文に対応し、その製作を支えているのが多彩な機械たちです。

生産では、従来の家具製作機械に加えて 4 台の HOMAG 機械がこれをサポートします。縁貼機 EDGETEQ S-500、CNC マシニングセンター BOF 211 (現在の CENTATEQ P-210 に相当)、パネルソー HPP300/43 (現在の SAWTEQ B-300 に相当)、研磨機 SWT535 です。

短いデジタルパス - 縁材でさらに効率化

マシンソフトウェア woodCommander5 を使用して、マーティン・レヒナー氏は加工プログラムと縁材を選びます。生産パラメータの記録と部材に合った機械プログラムの作成が、これまでになく高速です。3D 部材シミュレーションやパラメータの許容組合せのチェックのおかげで、すぐに適切な設定を行うことができます。一度保存すると、いつでも基本設定を呼び出すことができるため、編集プロセスが加速されます。

カスタマイズ可能なユーザーインターフェース、クイックアクセス、数回クリックの簡単操作は、普段の作業でも実用的です。つまり、すべての従業員がこのソフトウェアを簡単に使用、操作できます。「特別な作業を行うだけの従業員はいません。当社では、全員がすべての作業を行います」と、ジュニアマネージャーのマーティン・レヒナー氏は言います。しかし、woodCommander5 と Edge Data Package を組み合わせたときの大きな強みは、内部と外部のデータ交換にあります。縁材テープの材料を管理する縁材テープアシスタントと機械を直接接続することで、オペレータは常に最新の在庫状況を確認できます。「HOMAG は、驚くほど革新的です」

これにより、時間と労力を大幅に節約できます。このプラグインは、選択した縁材ロールの厚さや高さ、使用可能な長さなどの重要な生産データをアプリから直接機械に転送するだけでなく、使用している縁材ロールの残りの長さを縁材テープアシスタントアプリに自動的にフィードバックします。 

将来に備える

フォルシュテルンの家具製作所 Lechner は、将来に向けて完璧に備えています。2 代目はすでにスタート台に立ち、数多くの機械の装備を進めながら、高いエネルギー効率、資源の保護、ネットワーク化という現代の大きなテーマを見据えています。将来的には、tapio のデジタルツールデータベース twinio を使用してネットワークを拡大したいと考えています。