Skip to content

パネル分割用デジタルツール: 鋸 & ネスティングマシンでの切断におけるアップデート

家具製作所の従業員がパネル分割で多くの時間をとられるのはどの部分でしょうか?材料と費用節約の可能性が大きいのはどの部分でしょうか?作業工程で多くのミスが生じているのはどの部分でしょうか?これらの疑問に対し、HOMAG は特に手動での切断とネスティング加工に焦点を当てました。この 2 つの工程をより快適にし、そしてより材料を節約するためにさらなる開発を行い、新しいソリューションを生み出しました。

  • 画像: 特別な残材ラベルをパネルの狭面に簡単に貼ることができます。このように狭面と表面、裏面で QR コードを含むすべての情報を見ることができます。
    画像: 特別な残材ラベルをパネルの狭面に簡単に貼ることができます。このように狭面と表面、裏面で QR コードを含むすべての情報を見ることができます。
  • 画像: アプリはストリップ切断もサポートします。オペレータはまず、パネルを個別のストリップに分割します (この後にこれらのストリップから部材に切断)。
    画像: アプリはストリップ切断もサポートします。オペレータはまず、パネルを個別のストリップに分割します (この後にこれらのストリップから部材に切断)。
  • 画像: 簡単な装備拡張: HOMAG ネスティングマシンでのラベル印刷。
    画像: 簡単な装備拡張: HOMAG ネスティングマシンでのラベル印刷。

切断アシスタントでの新機能

アップデート: 材料をさらに節約、操作性の向上

材料節約、ラベルの印刷、常に全体を把握: 当社の「Cutting Production Set」を使えば、手動鋸でのパネル分割時に複数の課題を同時に解決できます。HOMAG の切断アシスタントは、鋸のタイプ、使用年数、メーカーにかかわらず、すべてのパネルソー、垂直パネルソーまたはフラットパネルソーで従業員をサポートします。
手順: 作業準備で、ウェブアプリ intelliDivide を使って切断図面の最適化を開始します。その最適化された切断図面を、タブレットのアプリへ簡単に送信し、工場の鋸機械オペレータへ直接送信します。切断図面の処理では、タブレットのアプリが全体表示により視覚的にサポートします。分割後、オペレータがクリックすると、分割された部材にそれぞれラベルを印刷できます。このようにして、これに続く加工で必要なすべての情報を各部材に記すことができます。 
切断アシスタントに、分割をより簡単な操作で行い、材料もより節約できる新機能が最近追加されました。

パネル在庫 & 残材の再利用を把握

「Cutting Production Set」を使用すると、ユーザーはパネルの在庫とその場所をすぐに、そして簡単に管理できます。鋸のタブレットに切断図面が送信されると、それに必要な材料がこのジョブ用に予約されます。ジョブが処理されると、使用したパネルは自動的に在庫から削除されます。パネルタイプごとの最低在庫についても、適宜オペレータに通知し、材料の追加注文を促します。 
さらに、この「Cutting Production Set」では残材の再利用も可能になりました。つまり、発生した残材はクリックするだけで簡単にラベリングされ、次の最適化の際に登録することができます。残材も作業中のパネル材料もいつでも工場内のタブレットのアプリから見ることができ、機械オペレータが常にパネル在庫を把握できます。
手順: 切断最適化 intelliDivide で、分割時に出た残材のうち、どの大きさの残材を再利用するのか、オペレータが個別の寸法を決定します。この残材はゴミ箱には運ばれず、工場内のタブレットのアプリの中でワンクリックするだけで、鋸のところで既存の材料として登録されます。この材料は次のジョブで – つまり次の切断図面最適化時に – 再び考慮され、使用されます。機械オペレータが次のジョブでこの部材を探さなくて済むように、切断アシスタントは同時に、材料名、パネルの寸法、一義的な ID などの関連情報と QR コードを含む特別な残材ラベルも印刷します。これにより、残材が識別できるようになり、簡単に見つけることができます。

ストリップ切断による高い柔軟性

アプリでは、手動鋸でのパネル分割時のサポートとして、切断図面処理の追加オプションがすぐに使用できます。パネルをまずストリップ状に分割する、(そしてすぐには個別部材に切断しない) 場合も、このアシスタントが役に立ちます。鋸のオペレータはまず、パネル全体を個別のストリップに分割します (この後にこれらのストリップから個別の部材に切断)。そこで、オペレータにどの幅でストリップ切断するかが図で表示され、各ストリップにはラベル (ID) が付けられます。まず細かいストリップに分割しておき、後で処理したい場合に、簡単にそのストリップを見つけることができ、取り違えることもありません。長期の中断や次の日に作業を続行する際も問題ありません。

切断アシスタントの使用開始: d.b.Holzdesign が手順を紹介

家具職人のダリウシュ・ブフタさんは、ドイツの専門誌「BM」の熱心な読者で、BM 知識クイズの賞品として HOMAG 切断アシスタントを当てました。HOMAG の社員が直接ブフタさんのもとへ「Cutting Production Set」を持ち込み、垂直パネルソーへ設置する様子を見せてもらいました。ダリウシュ・ブフタさんがどのようにデジタルアシスタントを垂直パネルソーに接続し、使用開始の準備をするか、そしてこの新しい装置を使って、最初の切断図面をどのように作業していくか見ることができます。
動画のリンク

ネスティングアシスタント: 材料消費の最適化とネスティング CNC でのラベリング

新しい「Nesting Production Set」では、切断アシスタントのメリットをネスティング機械でも得ることができます。ネスティングアシスタントは、ネスティングプランの自動計算をサポートします。その際、最適化ソフトウェアはネスト内の個別部材をできるだけ近くに配置します。これによって、材料消費が大きく減り、コストが削減されます。同時に、ネスト化した各部材に個別のラベルを印刷します。こうすることで、これに続く加工で必要なすべての情報を各部材に記すことができます。 
Nesting  Production Set は、部材のレベリングのための理想的なエントリーソリューションで、HOMAG の CNC ネスティングマシンへのラベル印刷拡張に最適です。これによりネスティングマシンですでに、家具工場で一貫した加工データのベースを得ることができます。

リストに戻る

詳細情報

Commissioning the cutting assistant: d.b. Holzdesign shows us how to do it
1