
無人搬送システム TRANSBOT
フレキシブルな材料搬送のための自律作業ロジスティックヘルパー
無人搬送システム TRANSBOT は、個々の加工機械、自動化されたセルまたは手作業エリア間の物流を連結します。この自律走行の搬送ロボットは、スペース内を自由に移動し、レールなどの機械的な補助装置は不要です。さらに、製造工程を切り替える際には、例えば新しい機械を実装することにより、大きなコストをかけずに、フリート管理において TRANSBOT の走行ルートを新しい条件に合わせて簡単に調整できます。 また、無人搬送車両を既存の製造工程に後から簡単に組み込むこともできます。機械または加工セルの相互の位置は、TRANSBOT にとってはあまり重要ではありません。装置や加工機械の固定された連結をなくすことにより、機械が生産ホールのどこにあるかはほとんど関係なくなります。 TRANSBOT システムは従来のコンベア技術に代わるスマートなシステムであり、未来志向の家具製造のための理想的なソリューションです。
(無人搬送システム)
利点




1,240 x 695 mm の TRANSBOT は、高性能なコンパクトソリューションです。最高 60 m/分の移動速度で、最大 1,200 kg の重量を運搬します。
無人搬送システム TRANSBOT は、個々の機械から自動化されたマシニングセンターに至るまで、生産の加工ステップを連結します。
TRANSBOT の走行ルートは、お客様の希望に応じて、また生産範囲に応じて決定でき、必要なときには大きなコストをかけずに変更できます。
各 TRANSBOT は、ナビゲーション用に取り付けられたレーザースキャナーによって、走行ルート上の人や物体を登録し、走行中の安全を確保します。
技術ハイライト
継続的な周囲のスキャニングにより、人の安全を確保
上位の ControllerMES、セル制御による、またはボタンを使った手動操作による生産規模に応じた TRANSBOT システムの制御
インテリジェントなフリート管理
- 既存の TRANSBOT 車両を調整して、搬送作業の順序を決定
- ステータスメッセージとエラーメッセージを通知
- 車両のエネルギー管理を担う
TRANSBOT 車両のインダクティブエネルギー伝達と非接触充電のための充電マット
輪郭ナビゲーションにより、スペース内での TRANSBOT の位置を特定し、さらに走行ルートならびにバッファ位置、送り位置、スタック位置を指定
技術データ
ワークの長さ | 最大 3.200 mm |
ワーク幅 | 最大 1.200 mm |
部品スタックの重量 | 最大 1.200 kg |
