ホール 14 | 50 種類の機械 | 5,000 平方メートル

LIGNA 2019 では、ホール 14 全体を使って HOMAG の木材加工用機械、ソフトウェアそして革新技術のすべてが実演展示されます。展示会場は 5,000 m² を超える広さがあり、小さな木工場のお客様も大規模工場のお客様もまるで自分のホームにいるように感じるでしょう。 その理由は、木材加工用の機械、セル、システムおよびソフトウェアなど非常に幅広いラインナップが展示されていることです。

LIGNA 2019 では、HOMAG が再び木材加工用の機械やソフトウェア、イノベーションでホール 14 を埋め尽くし、そのすべてをライブでお見せします。5,000 平方メートルを超えるスペースを、小規模な木工場から大規模な工場を有する加工業者まで、あらゆる業者の皆さんに楽しんでいただくために、
幅広く多彩な木工用機械、セル、システム、ソフトウェアを展示してお待ちしています。
「YOUR SOLUTION」をモットーに、お客様に包括的なソリューションコンセプトを提案することで、どんな規模の業者でも今日の市場の要求に応え、未来のトレンドに対応できるようお手伝いします。コンポーネント製造の分野では、今年、巨大な無垢材プラットフォームの新製品を発表し、プレハブ建設用オートメーション化ソリューションに関するあらゆるテーマも扱っています。さらに、ホール 13 にある WEINMANN のブースでは、最新の住宅建設用機械技術が展示されます。
ホール 13 とホール 14 では、HOMAG のセールス、技術、サービス各部門の専門家が勢揃いし、お客様からのご意見や質問をお待ちしています。
HOMAG ブースの中心である InnovationCenter では、家具製造技術の歴史におけるマイルストーンを通じて、タイムトリップをお楽しみいただけます。HOMAG は、もちろん未来にも目を向け、今後マイルストーンとなる可能性のある機械操作のための革新的なソリューションや、インテリジェントな部材、新しいスマートテクノロジーなどをお見せします。

ホール 14

  • 包括的な統合セルコンセプト: 多様な要求に対応するため、さまざまな性能クラスに分けられています
  • 木工場向けソリューション – ステップ・バイ・ステップでデジタルワールドへ: 個別部品によるトータルコンセプトの構築
  • 中規模・大規模加工業者向けソリューション: 個々のセルをリンクしたネットワークによるロットサイズ 1 の高性能な家具生産
  • ソフトウェアとデジタル機能: ライブでアプリケーションを実演
  • ライフサイクル全体を通じたサービス: 木工場および産業界のさまざまな要求に合わせた新サービス
  • 表面加工技術: 研削、塗装、ラミネート加工のために最適化された新ソリューション
  • コンポーネント製造およびプレハブ建設の最新オートメーション化ソリューションに関するあらゆるテーマ (枠構造作成からパネル化の自動化コンセプト、フルオートメーションハンドリング、倉庫システムに至るまで)
  • 個別機械 (エッジ加工および CNC 加工、研削、パネル分割)
  • InnovationCenter – 1960 年から続く未来指向の顧客ソリューション: 家具製造技術のマイルストーンをたどるタイムトリップと、未来に向けた革新的スマートソリューションの展望
  • powerTouch2: より速く、より快適な次世代機械操作

ホール 13

  • WEINMANN は、吹込み断熱材を自動挿入するための最新技術を展示します: 木枠構造に断熱材を全自動で効率的に挿入し、最後に目視点検も行います

ステップ・バイ・ステップの木工場用ソリューション: 個別部品によるトータルコンセプトの構築

ホール 14 にある HOMAG ブースは、木工場にとって重要な問題を取り上げています。それは、「現時点で、デジタル化が中小規模の木工場にどのような可能性をもたらすか」です。家具職人の日常作業をサポートしてくれる単純なアシスタントや機能には、どのようなものがあるでしょうか。業者がそれぞれの未来に合ったコンポーネントを見つけるには、どうすればよいでしょうか。

現在: 今日すでに実現されていることは?

  • 生産データの機械への転送。例えば、最適化した裁断図面を多刃鋸に送る、といったプロセスは、現在すでに多くの木工場で採用されています。
  • 加えて、作業を大幅に単純化してくれるアシスタントシステムも普及しつつあります。例: HOMAG が開発した機械用オペレーターアシスタントシステム「intelliGuide」は、機械のオペレーターに次に行う操作手順を示してくれます。
  • 次の段階では、手動ワークステーションのためのソフトウェアベースのアシスタントシステムが続きます。
  • この種のデジタル開発は、現在、業界全体で対策が急がれている専門家不足の解消に決定的なチャンスを提供すると考えられます。

未来: HOMAG は LIGNA 以降、どのような可能性を提供するか?

LIGNA を機に、これまでの機能に加えて、木工場での日常作業を手間をかけずに単純化し、プロセスを支援できるようにする手段を提供します。最も重要な点は: お客様が、総合システムを購入する必要に迫られず、個々の機械やハードウェア、アプリケーション、アプリを選んでネットワークを構築し、木工場の適切な場所に統合することです。

具体的にどのような形になるのかは、ハノーファーで展示される家具職人向けの 2 つの新たな統合セルコンセプトで実際にご確認いただけます。

「デジタル化への一歩を可能にするソリューション」:

誰もが、いつかは「どこから手をつければいいか」を思案するはずです。HOMAG が用意する単純なエントリーソリューションは、わかりやすい構造で、最適化の可能性を探し出し、既存の製造工程を改良します。HOMAG は、今回の LIGNA で「デジタル化への一歩」という木工場コンセプトの下に具体的なシナリオをお見せします。そこでは、HOMAG の社員が生産ジョブを最初から最後まで実行します。社員がどのような課題に直面するか、可能性を通じてどのように解決するかを、訪れたお客様に実際にご覧いただきます。
 

「ネットワーク化したデジタル木工場のためのソリューション」:

「ネットワーク化したデジタル木工場」という木工場コンセプトでは、それぞれの機械を別の社員が操作するというシナリオをお見せします。作業準備、機械、作業場の各領域は、性質上、互いに独立しています。各種機械のオペレーターの手元にあるジョブデータは、一部がすでにデジタル化されています。作業プロセスが各段階でどのように調整されるかを、LIGNA を訪れたお客様にお見せします。

重点とコンポーネントの異なる各種コンセプトをご紹介することで、お客様に、それぞれに合ったコンポーネントとデジタル製品をお選びいただけます。

「ネットワーク化した個々のセル」&「高性能な家具生産」

エントリーレベルの製品および産業用家具を製造する企業のためにも、HOMAG は、統合セルコンセプトならびに総合的な産業用ハイテクソリューションを、同じくさまざまな性能クラスに分けて提案しています。

  • 「ネットワーク化した個々のセルのためのソリューション」: 中規模の木工場でパネル加工を行っているお客様には、完全にネットワーク化されたセルが自動でパネル加工を行う様子をご覧いただきます。ここでは、HOLZ-HANDWERK で初披露された無人運搬システム(TRANSBOT)も登場します。人と機械のインタラクションに焦点を置いた結果、裁断から始まり、完成品を梱包して出荷を待つだけの状態に仕上げるまでの全工程を完全自動で行う生産プロセスができあがりました。
  • 「高性能な家具生産のためのソリューション」: 産業用家具製造のお客様には、ロットサイズ 1 のフォーマットおよびエッジ加工のためのハイスピードパフォーマンス、最先端ソリューションを使った生産アプローチとその新技術をご紹介いたします。

あらゆる領域における新機能:
表面加工機械を LIGNA でご紹介

表面加工技術の開発において、HOMAG はさらに前進しています。それは LIGNA 2019 でも明確になるはずです。表面加工ソリューションは、メッセ会場のブース面積においても大きな割合を占めています。表面・輪郭塗装用機械、さまざまな性能クラスの研磨機械、無垢材の倣い加工、ラミネート加工分野での最新技術が展示されます。さらに HOMAG は、2 年前からイタリアの塗装設備メーカーである Makor と密接で実り多い提携関係を築いており、LIGNA の Makor ブースにも参加しています。
HOMAG は、表面加工のあらゆる分野で新しいテクノロジーや機能を提示し、価値の高い家具の、人間工学に沿った、スマートで効率的な方法での生産を可能にします。

イノベーションは HOMAG の DNA
InnovationCenter: 1960 年から続く未来志向の顧客ソリューション

HOMAG ブースの中心である InnovationCenter では、家具製造技術の歴史におけるマイルストーンを通じて、タイムトリップをお楽しみいただけます。過去数十年において、HOMAG と業界は、木工場と共にどのように成長してきたのでしょうか。木材加工の世界が、LIGNA 2019 で提示されるような形へと発展する過程には、常にユーザーからのフィードバック、そしてユーザーとの意見交換が大きく貢献してきました。ここで未来に目を向け、HOMAG は、InnovationCenter において、イノベーションが HOMAG の DNA に刻み込まれていることを新たに証明したいと考えています。InnovationCenter では、今後マイルストーンとなる可能性のある機械操作のための革新的なソリューションや、インテリジェントな部材、新しいスマートテクノロジーなどをお見せします。

大きな影響を与えることになったのが、「proto_lab」(production tomorrow laboratory)プロジェクトです。この異分野間研究プロジェクトチームは、ローゼンハイム工科大学の 4 つの学部と HOMAG Group の専門家、家具業界を代表するパートナー、そして Seeoner Kreis で構成されています。チームは、過去数か月にわたって実験や分析を行い、構想を練り、実用可能なソリューションを開発しました。

powerTouch2: 次世代
より速く、より快適な機械操作

HOMAG は、2013 年に powerTouch という操作コンセプトを導入し、機械操作を革新しました。今回、HOMAG は、そのタッチスクリーン操作コンセプトを今日の要件に合わせて進化させました。機械操作のベースには、引き続きマルチタッチモニターを使い、直接スクリーンに触れることで機械の機能を制御します。操作方法は、これまでどおりとても簡単で、機能の多くはスマートフォンやタブレットと同様です。ほぼすべての HOMAG 製機械を同じ方法で操作することができます。

機械操作が、さらに…

…直感的に: powerTouch2 の画面がさらにわかりやすい構成になりました。メニューが、一目で重要な項目を認識できるように設計されています。

…スピーディーに: 機械での入力がより速くできるようになり、これまでのバージョンに比べて 30% 近く時間を節約できます。具体的には、オートコンプリート機能や、開いたままにできるポップアップキーボード、Windows と同様に、頻繁に行う操作をスタートボタンから呼び出す機能などが新たに加わっています。

…快適に: 信号ダイアログが改良されました。ユーザーが、信号ダイアログを通じてアクションを選択し、機械の生産準備に直接介入できるようになりました。

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