「デジタルジョブフォルダ」により、ワークショップ内の透明性を確保

ペーパーレス化で、すべての注文を一目で把握

多くの家具製作所は、注文書類で溢れかえっているでしょう。その中で、全体を常に把握し、最新の注文データや注文情報をすべての従業員と共有することは、簡単なことではありません。また、作業準備中か、生産中か、それとも客先で組み立て中かなど、作業の進捗状況を把握することも重要です。「デジタルジョブフォルダ」なら、誰でもすぐに全ジョブの詳細情報にリアルタイムでアクセスできます。
しかし、それだけではありません。このウェブアプリは、各構成部品の最新状態をすべての関係者に見える化することもできます。これにより、ジョブステータスの概要を常に把握することが可能です。このウェブアプリは、ノートパソコンやタブレットがあれば誰でも利用できます。

課題:
大量の情報やデータ、透明性の欠如

今日、多くの家具製作所では、データ量が増加する中で、さまざまなデータソースをどうしたら効率的に一貫して利用できるか、全従業員がジョブに関して最新の状態を把握できるようにするにはどうしたらいいか、もっとも効率的に機械室やベンチルームでジョブステータスを把握するにはどうするべきか、といった課題に直面しています。

木工場の多くは、まだ紙を使って仕事をしています。注文書、パーツリスト、取付け情報、図面、建築計画など、多くの書類が印刷され (時には何枚も)、従業員に配布されます。1 つのジョブに関する情報は、あいかわらずさまざまな保管場所やプログラムに分散しているのが現状です。しかし今後は、このようなことはなくなるでしょう。というのも、「productionManager」によって、ジョブに関するすべての情報をすぐに一元管理できるようになるからです。「デジタルジョブフォルダ」で生産に関する全データをまとめ、生産現場で使われる大量の紙文書を廃止することが家具製作所でも可能になります。

ペーパーレス化で、すべての情報は常に最新の状態に

作業準備として、エクセル、産業用ソフトウェア、あるいは CADICAM システムなどの任意のソフトウェアシステムのあらゆるデータを、ウェブアプリ「productionManager」にインポートするか、直接ソフトウェア内に置きます。すると、この瞬間から従業員はノートパソコンやタブレットから商品、コンポーネント、構成部品 (関連する図面および情報を含む) などのデータにアクセスすることができます。変更も素早く更新されるため、すべてのユーザーにすぐに提供可能です。図面、画像またはその他の補足事項を各ジョブに追加することももちろん可能です。

ジョブの進捗状況を完全に見える化

「デジタルジョブフォルダ」は、ジョブに関するすべての重要な情報を一箇所に集約します。また、これはウェブアプリなので、木工所の従業員は、オフィスでも、製造工場でも、あるいは建設現場でも、インターネットにアクセスできる場所ならどこからでもアクセス可能です。製造担当の従業員にも、取付け担当の従業員にも、すべてのジョブが見える化されます。例えば、ジョブの進捗状況をリアルタイムで表示したり、商品や構成部品のステータスを簡単に追跡したりすることが可能です。

さらに、「productionAssist Feedback」アプリを使えば、製造工場のステーションを選び、そこでの構成部品や商品の現在のステータスをリクエストして、確認することもできます。リクエストに対するアプリへのフィードバックは、スキャン (ハンドスキャナやタブレットを使って) またはアプリ内でクリックするだけです。メリットとして挙げられるのは、どこでどの構成部品が加工されているか、あるいは家具がすでにベンチルームで完全に組み立てられたかどうかを、全従業員がいつでも把握できることです。

場所を問わずフレキシブルに利用可能

「デジタルジョブフォルダ」は、大きな費用をかけずにどんな場所にも導入することができます。ソフトウェアの構成や機械での調整は必要ありません。工場でさまざまなメーカーの機械が使用されていても、問題なくソフトウェアを使用できます。

投資、更新やメンテナンスの費用がかからず低コスト

「productionManagers」を利用する場合、コストに関しては何のリスクもありません。ウェブアプリの利用は月単位または年単位で清算でき、このサイクルで解約も可能です。ウェブベースのソフトウェアのメリットは、常に最新の状態にあること、サーバーが不要であること、アップデートに費用がかからないことです。

HOMAG アプリ通信の基盤

すでに HOMAG の他のアプリやデジタルアシスタントをご使用の方には、「productionManager」と HOMAG アプリとの間で調整されたインターフェースによってさらに多くのメリットがあります。「productionManager」は、アプリワールドの多くの箇所で中心アプリとしてバックグラウンドで機能し、正しい情報が作業準備や製造工場の正しい場所に表示されるようにします。

  • 最適化ソフトウェア intelliDivide を切断やネスティングに使用している場合、切断用部材を直接 intelliDivide に伝送することができます。
  • パネル材料や縁材をウェブアプリ「materialManager」で管理している場合は、「productionManager」もそのデータを利用することができます。
  • 家具製作所のワークステーションですでに切断アシスタント (「Cutting Production Set」)、ネスティングアシスタント (「Nesting Production Set」) またはソートアシスタント (「Sorting Production Set」) を使用している場合、これらのワークステーション (そこで使用しているアプリ「productionAssist」) にデータを伝送できます。製造に関わるこれらのワークステーションは、加工の進捗状況を自動的に「productionManager」に直接フィードバックします。

HOMAG はまた、さまざまな外部ソフトウェアに適合するインターフェースも開発しました。これによって、HOMAG ソフトウェアを imos iX、Borm ERP システム、SWOOD または SmartWOP と組み合わせても、つまり異なるシステム間であっても、簡単でシームレスなデータ交換が可能です。異なるメーカーのソフトウェア間でのデータ交換が全てバックグラウンドで自動に行われれば、作業を行うユーザーにとって手間のかからない、一貫したスマートなソリューションになります。

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